動画編集

未経験から動画編集で稼ぐ手順とは?案件獲得方法まで詳しく解説

動画編集は、いま市場で最も熱いスキルの1つと言われています。

特に、YouTubeやSNSのショートムービーは企業の関心がとても高く、日に日に需要が高まっているんです。

そんな動画編集で、未経験から稼げるようになるには、どうしたらいいのでしょうか。

今回は未経験者が動画編集で稼ぐ手順を詳しく解説していきます。

そもそも未経験者でも動画編集で稼げるようになるの?

動画編集 パソコン

動画編集がいくら人気のスキルだと言っても、本当に未経験から稼げるのか疑問に思う人は多いと思います。

でも実は動画編集は、誰でも短期間で学べて、在宅で仕事が受注できるんです。

未経験でも動画編集で稼げる理由についてまとめました。

稼げる理由1:動画編集は将来性のある仕事

KDDIの調査によると、18歳から22歳の若者のスマホ利用用途は、66.1%が「動画視聴のため」という結果が出ました。

(参考:(2021年度)18〜22歳のスマートフォン利用実態調査/KDDI株式会社)

多くの若者は日々動画に触れながら生活していて、それだけ私たちの生活に動画は欠かせないものとなりました。

スマートフォンでも動画撮影や編集はできますが、YouTubeなどにアップされる動画のクオリティは年々上がってきています。

つまり、クオリティの低いものでは視聴者は集められないため、動画編集者が必要になってくるんですね。

いまの若者世代がこれから年を取っても、10代以下の子どもたちも幼少期からデジタル機器に触れて育ってきています。

個人も企業も動画がなくては生活が成り立たない社会は今後も続くので、動画編集は将来性のある仕事と言えますね。

稼げる理由2:必要最低限のスキルがあれば仕事を受注できる

動画編集で求められるスキルは、「カット・つなぎあわせ」「色調整」「テロップ入れ」「音楽の挿入」の4つです。

この必要最低限のスキルがあれば、すぐに仕事を開始できるのが動画編集の魅力なんです。

動画編集スキルの主な勉強方法は3つあります。

1つの方法だけでも構いませんし、複数の方法を組み合わせてもよいでしょう。

動画編集スクールで身につける

動画編集の専門スクールは、全国各地で開校されています。

通学が必要なスクールもあれば、すべてオンラインで完結するところもあります。

住んでいる場所に関係なく学べるのは、とても嬉しいポイントですね。

カリキュラムはプロが監修しており、本格的な技術が学べるので、一流の動画クリエイターになりたい方には特におすすめです。

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オンライン講座で身につける

オンライン講座は、月額5,000~10,000円ほどの費用で、自宅で勉強できます。

自分のペースで学習がすすめられるメリットがあります。

とはいえ、モチベーションが続くのかな?と心配になる人も多いと思います。

そんな人のために、わからないことをチャットで24時間質問できたりするなど、サポートが手厚い講座もあるので安心です。

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YouTubeなどを使い独学で身につける

近年YouTubeにも、動画編集のコツなどを教えてくれる動画が増えてきました。

それらを活用して、自分の興味がある動画編集の分野を勉強することもできます。

またインターネット上には、動画編集を独学で勉強する方法や、勉強におすすめの動画をアップしているサイトもあります。

ある程度IT知識があり、自力で調べられる人におすすめの方法です。

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クラウドソーシングを使いこなして仕事をゲット!

動画編集 スキル

未経験から動画編集で稼ぐなら、「クラウドソーシング」を使いこなすのがおすすめです。

ここでは、クラウドソーシングってなに?という疑問に答えながら、クラウドソーシングが未経験者におすすめの理由について紹介します。

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、インターネットを通じて、不特定多数の人に業務委託をすることです。

仕事を委託する流れは以下の通りです。

  1. クライアントが委託したい仕事内容を掲載して、応募者を募る
  2. その仕事内容が自分にできそうだと思う受注者が、仕事に応募する
  3. 応募の中からクライアントが最終的に仕事を依頼する人を選定し、契約する

クライアントは比較的コストをおさえながら人材を確保でき、受注者は自分のスキルを活かして報酬を得られるのです。

近年の副業解禁により、クラウドソーシングサイトは新たなビジネスの場として注目を集めているんですよ。

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クラウドソーシングが未経験者におすすめの理由

未経験者にこそクラウドソーシングをおすすめしたい理由は、次の3つです。

  • 自分を売り込む営業活動をしなくてよい
  • 報酬の仮払い制度があるので安心
  • 実績を積めば単価を上げていける

以下でそれぞれみていきます。

自分を売り込む営業活動をしなくてよい

クラウドソーシングサイトを使わずに仕事を得るには、企業にメールや電話をして「自分はこんな動画が作れます」と売り込む必要があります。

当然断られることもあるでしょうし、話すら聞いてもらえないことも多いでしょう。

そんな営業活動はかなりストレスがかかって、途中で挫折してしまうことは簡単に想像できますよね。

クラウドソーシングなら、自分のプロフィールページを充実させておけば、それが営業活動の代わりをしてくれます。

クライアントが受注者を検索する機能もあるので、プロフィールで上手くスキルや経歴が伝われば、企業から直接仕事のオファーがくることもありますよ。

報酬の仮払い制度があるので安心

企業などと直接契約をして動画編集の仕事を請け負うやり方は、クラウドソーシングに比べスピーディーに話が進むので一見良さそうに思えますよね。

でも、報酬を支払ってもらえないリスクも同時にあります。

動画を納品したのに難癖をつけて何度も修正させられる、支払いを催促したら連絡が取れなくなるなどのトラブルは後を絶ちません。

その点クラウドソーシングなら、「報酬の仮払い」というシステムがあります。

クライアントが仕事を依頼する人を決定した段階で、クラウドソーシングサイト側が報酬を預かる制度です。

もし悪質なクライアントだった場合や、案件を進める間に連絡がとれなくなった場合でも、受注者にはしっかりと報酬が振り込まれるので安心できますね。

実績を積めば単価を上げていける

クラウドソーシングには未経験者OKの仕事もたくさん募集しています。

未経験者向けの案件は単価が低めの傾向がありますが、その分クライアントから動画編集のスキルを丁寧に教えてもらえることが多いです。

なので、最初のうちはそんな仕事を積極的に受け、実践でスキルを磨いていきましょう。

そうするうちに動画編集の作業スピードが上がり、できる作業の範囲も広がってきます。

その段階で、次はもう少し難しい案件に応募してみるなど、仕事のレベルを上げていくのがおすすめです。

一般的に、難しい作業内容になればなるほど単価も上がっていくので、自分のペースでスキルアップしていけますよ。

クラウドソーシングでの仕事の流れ

クラウドソーシングに登録したいけれど、どうやって仕事をはじめればいいかわからない、という人もいると思います。

ここでは、クラウドソーシングで仕事を獲得する方法を詳しく解説します。

1.案件を選び応募する

クラウドソーシングには、未経験者向けからベテラン向けまで、様々なレベルの動画編集の仕事が募集されています。

その中でも、未経験者には以下のような案件がおすすめです。

未経験者OKの案件

単価は相場より低めですが、クライアントからのフィードバックがあったり、継続契約すれば昇給があったりと、細やかなサポートが受けられる場合が多いです。

まずはここで数をこなして、生産性と質の向上に努めましょう。

複数人募集の案件

複数人募集の場合、未経験者でも審査に通過することが多いです。

特に大量募集は狙い目で、継続的に仕事を受注できる可能性があり、仕事の評価が高ければ昇給も見込めます

クライアントと相談すれば、一ヶ月の作業量を調整できることもあるので、自分のペースで仕事ができます。

動画本数が少ない案件

動画編集の案件の募集要項を見るときに確認したいのが、作業する動画の本数です。

本数が少ない場合、クライアントも動画配信を始めたばかりの可能性があります。

動画初心者のクライアントは、安い値段で発注したいのが本音。

未経験者ならば、単価が安めでクライアントの初期投資も少なく済むので、契約してもらえる可能性がグッと上がります。

仕事が気に入ってもらえれば、契約を継続してくれる場合もあります。

クライアントの売上が上がってくると、受注者の単価も上がるという良い関係が築けますよ。

2.クライアントからの連絡待ち/テストがある場合も

案件を選んで応募したあとは、クライアントから連絡を待つのみです。

案件によって合格者が決まる期間は異なるので、待ち時間を有効活用するためにも、他の案件に応募するのもいいでしょう。

また、受注の前にクライアントからテストを受けるよう求められることもあります。

これに合格すれば、晴れて契約を結べることとなります。

3.作業開始

応募した仕事の受注者に選ばれると、クライアントと作業の進め方や納期などを打ち合わせて、いよいよ仕事スタートです。

作業を進める前に、必ず以下のことはクライアントとよく打ち合わせましょう。

  • 納期はいつなのか
  • 動画のターゲット(視聴者)はどんな人か
  • 動画を作る目的は何か
  • クライアントの要望や編集の進め方の確認

後々問題にならないように、不明な点があれば事前に質問しておくのがいいですね。

4.納品

作業が終われば、クライアントに納品をします。

最終確認を経て、クライアントのOKがもらえれば終了となります。

良い動画を制作すれば、継続して仕事がもらえる可能性もありますよ。

最後まで手を抜かず、相手の期待を上回るような動画を目標に頑張りましょう。

未経験者から動画編集で稼ぐには

  • 動画編集のスキルは、基本的なものを身につければすぐ実践で使える
  • クラウドソーシングに登録して、まずは未経験者OKの仕事から始める
  • スキルや実績が積みあがってくると、徐々に高単価の仕事も受注可能に

誰でも簡単に身につけられる動画編集のスキル。

市場の拡大も見込めるため、これから始めたい未経験者でも十分稼ぐことができます。

この記事を参考にし、あなたもぜひ動画編集者デビューをしましょう!

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