「未経験から動画編集を始めたいけど、何をすればいいのかな」
「動画編集未経験でも在宅の仕事ってあるの?」
「在宅でできる動画編集の仕事は、どこで探すんだろう」
この記事にたどり着いた方は、こんな風に思われているのではないでしょうか。
本記事では、未経験の動画編集者が在宅で仕事ができる理由と、動画編集の仕事の探し方を解説していきます。
未経験でも在宅で動画編集の仕事ができる理由

結論から言うと、動画編集は未経験でも在宅で仕事ができます。
さらに、仕事をするために必要なスキルを獲得するのは、そんなに難しくないんです。
ここでは、未経験の人も動画編集の仕事ができる理由についてお伝えします。
最低限の動画編集スキルなら簡単に学べる
動画編集のスキルは、初心者でも比較的身につけやすいと言われています。
なぜなら、動画編集未経験の人が学ぶべき最低限のスキルは次の4つだけだからです。
- 動画のカット・つなぎあわせ
- 動画の色調整
- テロップ入れ
- 音楽の挿入
もちろん、スキルは多ければ多いほどいいですが、この4つがあれば動画編集の仕事はスタートできるんです。
動画編集を学ぶための本も書店にたくさん売っていますし、インターネットを使えば独学で学ぶことも十分に可能です。
でももし、本格的に動画編集を仕事にしたいのなら、より詳しく実践的なスキルを学べるスクールに通うことがおすすめです。
スクールでは、プロの講師が丁寧なアドバイスをくれるので、基礎から専門知識まで体系的に学べますよ。

スマホが普及して、動画編集の仕事の需要が高まっている
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、2021年に日本国内のスマホの普及率は9割を超えました。
(参考:スマートフォン・ケータイ所有に関する動向調査/NTTドコモ モバイル社会研究所)
スマホで誰もが気軽に動画を楽しむようになり、若い世代はテレビよりもYouTubeを観る人の方が多いと言われていますよね。
また、InstagramのストーリーズやTiktokの流行によって、個人も企業も動画で様々な情報を配信する時代になりました。
これはつまり、動画編集の需要が高まっているということです。
これからはますます動画が生活に欠かせなくなっていくので、動画編集の仕事はどんどん増えていくというわけです。
在宅なので気軽にスタートできる
様々な働き方がスタンダードになりつつある現代、「在宅」は場所にとらわれない働き方として人気が出てきています。
動画編集はこれから需要が高まる仕事だとお伝えしましたが、さらにスキルも身につけやすく初心者も仕事をスタートしやすい職種です。
まずは副業として、お試しで仕事をしてみるのも気軽にできますよね。
本業がある社会人で、転職するほどではないけど動画編集の仕事に興味がある人も、始めやすいのでおすすめです。
もし動画編集をやっていくうえで、もっと知識や技術を深めたい・もっと稼げるようになりたいと思えば、独立してフリーランスになる方法もありますよ。
未経験の人必見!在宅で動画編集の仕事を探す方法

未経験の人は仕事をする前に、「何をどうしたらいいのかわからない」と不安だと思います。
ここでは、未経験の動画編集者が仕事を探す方法を紹介します。

クラウドソーシングやスキル出品サイトに登録する
在宅の動画編集の仕事は、主にインターネット上で探すことができます。
具体的には、クラウドソーシングに登録する方法と、スキル出品サイトに登録する方法があるので、詳しくみていきましょう。
クラウドソーシングに登録して仕事を探す
クラウドソーシングとは、ネット上で「仕事を発注したい人」と「その仕事を受注できるスキルを持つ人」をマッチングするサイトのことです。
有名なクラウドソーシングサイトは、「クラウドワークス」と「ランサーズ」があります。
この2つのサイトは「どちらの方がいい」というものではありません。
単純に、2つに登録することによって応募できる案件の数が倍になるので、未経験の人は両方に登録するのがおすすめです。
「初心者歓迎」「未経験OK」の案件も多くあり、もちろんほとんどが在宅ワークです。
登録してすぐは、実績がないため多くの場合単価の安い案件しか受けられません。
でも実績が積みあがってくると、企業から直接オファーが届くこともありますよ。

スキル出品サイトに登録して仕事を探す
スキル出品サイトとは、何らかのスキルを持つ個人が、「自分の得意なこと(自分にできるサービス)を売る」サイトのことです。
有名なサービスに「ココナラ」があります。
自分の特技を出品するサイトで、動画編集のスキルを売ることももちろん可能です。
「自分は未経験だから、最初から高クオリティを求められたら困る…」と言う人もいるでしょう。
でも、スキルの出品時に自分にできる動画編集の仕事の範囲をしっかりと明記しておけば、多くの場合問題ありませんので気負う必要はないですよ。
最初は簡単な動画編集スキルを売るだけだったのが、やっていくうちにスキルが成長して、もっと難しい編集も可能になっていきます。
そうなれば1件あたりの単価も上がっていくので、未経験からでも問題なく始められます。
クラウドソーシングに登録するときに大事なこと
クラウドソーシングやスキル出品サイトで仕事を受注するには、自分の情報をしっかりと相手に伝える必要があります。
自分の情報とは、以下のようなものです。
- プロフィール(これまでの仕事の経歴や得意なことなど)
- 動画編集の仕事でできること(持っているスキル)
- 動画編集の仕事の実績
- これまで編集した動画の見本(ポートフォリオ)
仕事の発注者は、仕事を依頼するときは必ず上に書いたような情報を確認します。
それは、きちんと仕事をしてくれる人か、信頼できる人かどうかを判断するためです。
未経験者であっても、しっかりと自分にできることや得意なことはアピールしておきましょう。
そうすることで発注者は「きちんとしている人だ」と見てくれて、信頼感がアップし仕事を頼んでくれる確率がグンと上がります。
在宅で動画編集をする場合の報酬相場とは
在宅で動画編集をしている人は、どれくらいの報酬をもらっているのでしょうか?
ここでは、気になる動画編集の仕事の収入事情について解説します。
動画編集の報酬の相場
動画編集の仕事は、動画の長さや編集の難易度によって1本あたりの報酬は大きく変わります。
- YouTube動画…カットやテロップなど、基本的な編集のみで1本3,000~5,000円
- YouTube動画にサムネイル画像作成込み…上記金額にプラス数千円
- インスタグラムなどSNS用の短い動画…1本1,000~3,000円
- 企業のPR動画…10万円以上
YouTubeは多くが10分以下の短い動画なので、報酬はそれほど多くはありません。
でもいまYouTubeの動画編集の仕事は増えているので、実績を積むにはとても良い仕事です。
ビジネスに使われる企業のPR動画などになると、公共性があり幅広い人に良いイメージを与える内容にする必要があるため、報酬は高額になります。
その分、求められるスキルは非常に高度で、経験を積んだ動画編集者向けの仕事です。
未経験の人は報酬よりも実績を優先しよう
未経験者が動画編集の仕事に挑戦するときは、まずクラウドソーシングで単価の低い案件をいくつかこなして技術を磨くことをおすすめします。
最初は思うように稼げなくて落ち込むかもしれませんが、ここで焦ってはいけません。
1つ1つの仕事を丁寧に取り組みながら、スキルを磨き実績を積み上げることを優先しましょう。
そうやっていくつかの案件をこなしていくと、クライアントからの信頼も得られ、確実に技術も向上していくはずです。
それから徐々に単価が高い案件に挑戦していくといいですよ。
在宅で動画編集の仕事を未経験から始めるなら
- スマホや動画投稿サイトの普及により、動画編集者は今とても人気の仕事
- 未経験でもクラウドソーシングやスキル出品サイトで仕事は受注できる
- 動画編集の報酬は1本数千円、ベテランになると1本で数万円稼ぐことも
- 実践を通して動画編集スキルを磨き、徐々にステップアップするのがおすすめ
動画編集の仕事は、スキルが比較的身につけやすく、基本の部分をおさえれば未経験者でも仕事を受注できる職種です。
クラウドソーシングなどで募集されている仕事は、ほとんどが在宅なので副業にしたい人にもぴったり。
今回紹介した、未経験者向けの仕事の探し方を参考にして、ぜひ動画編集で稼ぐことにチャレンジしてみてくださいね。