初心者は動画編集の仕事を獲得できるの?と、不安に思われている方は多くいるでしょう。
でも最初は誰でも初心者ですし、実績を積めばどんどん仕事が舞い込んでくるので安心してください。
本記事では、「初心者が仕事を獲得するために必要なもの」と「具体的な仕事の獲得方法」をご紹介します。
初心者が動画編集の仕事を獲得するために必要なもの

動画編集の仕事を始める前に、準備しておきたいものを紹介します。
後々「これが足りない」となってしまっては二度手間になってしまうので、早めに揃えておくといいですよ。
動画編集できる環境を整える
動画編集の作業を快適にすすめるために、環境を整えておくことが大事です。
最低限必要なものは、次の2つ。詳しくみていきましょう。
1.パソコン用の外付けハードディスク
動画編集の作業は、パソコンの容量を思っている以上に使うため、外付けハードディスクは必須です。
「パソコンだけでも大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが、動画編集の作業をして、動画をどんどん保存していくうちに必ず容量は圧迫されます。
そうなるとパソコンの動きが悪くなってしまうので、作業自体にも支障が出るんですね。
外付けハードディスクをつけると、容量を増やせるので快適に動画編集をすることが可能です。
初心者であれば、最初から高価なハードディスクを買う必要はありません。
高解像度の動画が保存できる、4TB以上の物があれば十分でしょう。
2.快適に作業できる通信環境
動画編集の作業では、完成した動画をアップロードしてクライアントに確認してもらうことが多々あります。
そのときにインターネットの回線を使いますが、回線の速度が遅いと、アップロード作業に時間がかかってしまいます。
長時間パソコンが使えないと、別の動画編集作業もできず、無駄な時間を使うことになるので、回線速度の速いインターネット環境を用意することが望ましいです。
事前に自宅のインターネット環境を整えて、編集作業以外でストレスが発生する要因はできるだけ減らしておきたいですね。
動画編集のスキルを身につける
当然ながら、動画編集の仕事をしたいならスキルを磨く必要があります。
初心者が最低限知っておくべき編集スキルと、その勉強方法をお伝えします。
初心者に必要な4つの動画編集スキル
初心者が知っておくべき動画編集の最低限のスキルは、次の通りです。
1⃣カット 2⃣テロップ 3⃣音楽挿入 4⃣効果音挿入 |
ここを覚えられたら、仕事の幅がぐっと広がるので、初心者でも依頼をもらいやすくなりますよ。
これらの基礎知識をもっと深めたいなら、YouTubeやインターネット上に応用の方法がたくさん載っています。
徐々にレベルアップさせていけば、プロの動画に近づくことも夢ではありません。
無料で調べられる情報もたくさんあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
2.動画編集スキルを身につける3つの方法
上で紹介した最低限の動画編集スキルであれば、わざわざ高いお金を支払ってスクールに通わなくても、独学で学ぶことは十分可能です。
初心者におすすめの動画編集スキルを身につける方法は、次の通りです。
1⃣書籍や映像教材で学ぶ 2⃣インターネットで調べる 3⃣経験を積む |
動画編集の基本的なスキルは比較的早く学ぶことができて、副業の中でも参入障壁は低いほうなんですよ。
書籍と映像での学習を併用しながら、インターネットで情報を仕入れ、クラウドソーシングで実践を通して経験を積むのが一番手っ取り早い方法です。
ただし、将来本格的に動画編集だけで稼いでいきたい人、独立・起業を目指している人などは、しっかりと基本から応用まで教えてくれるスクールに通うことをおすすめします。

初心者でも応募できる動画編集の仕事はあるの?

初心者が動画編集の仕事に応募しようとするとき、「やっぱり経験者の方が優遇されるんじゃないの?」と心配になりませんか。
でも実は、初心者だからこそ活躍できる場もあるんです。
以下で初心者向けの仕事を募集しているところを詳しく解説します。
初心者も応募可能!動画編集の仕事を探すなら
動画編集の仕事を探すには、いくつかの方法があります。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- SNS
これらは、比較的初心者向けの動画編集の仕事を募集していることが多いです。
実は、副業の一つとしても有名な動画編集の業界では、需要に反して人の供給が足りていません。
だから初心者にもチャンスが回ってきやすいんですね。
特にクラウドソーシングでは、初心者でも契約してもらえる仕事が多くあります。
その場合の単価は、動画編集歴が長い人に比べると少し安くはなりますが、そのぶんクライアントから動画の修正方法などをフィードバックしてもらえます。
仕事でお金をもらいながら動画編集のスキルアップができるので、かなりお得ですよ。

指定がなければ原則誰でも応募できる
初心者が動画編集の仕事に応募をするとき、「経験がないけど大丈夫かな」と心配になりますよね。
でも、募集要項に特に記載がなければ、誰が応募しても問題ありません。
例えば「Premiere Proでの編集経験が1年以上ある人」や「動画編集のプロダクションに勤めていた人」などの条件つきの求人も中にはありますが、そんな記載がなければ応募できるんです。
その理由は、動画編集に質を求めるクライアントもいれば、量を求めるクライアントもいるからです。
動画編集と一言で言っても、クライアントが求めるレベルは様々。
初心者でもできる比較的簡単な作業内容の動画編集の仕事はたくさんあります。
もし仕事の受注に至らなくてもあまり気にしないで、気軽に応募してみましょう。
初心者が動画編集の仕事を獲得する具体的な方法
ここまで、初心者が動画編集の仕事を獲得するために必要なことを紹介してきました。
では実際に仕事をしたい場合、初心者はどのような方法で依頼を獲得すればいいのでしょうか?
以下では、動画編集の仕事を獲得する具体的な方法をご紹介します。
クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは、様々なスキルを持つ個人に対して、仕事を依頼したい企業などが業務委託をするサイトのことです。
多くのサイトは簡単に無料で登録ができて、その日からすぐに仕事をはじめることができます。
動画編集の仕事もクラウドソーシングサイトでは多く募集が出ています。
クライアントが求めるレベルは様々で、初心者OKという案件もたくさんあるんですよ。
まずはそんな案件に応募して、実績を積み重ねながらスキルを磨いていくといいですね。

とにかく仕事の応募をする
初心者が仕事に応募するのは緊張するものですし、不安にもなるものです。
でも、一歩を踏み出してみなければ動画編集の仕事をすることはできません。
初めは仕事を獲得するのに時間がかかってしまうかもしれませんが、そこで諦めずに試行錯誤を繰り返して何度も挑戦しましょう。
そうやって実力をつけ、クライアントからの信頼がアップしていけば、クラウドソーシング以外の場でも活躍できる人材になれます。
動画編集の全てのスキルを学んでから仕事に応募したい…と思う人もいるかもしれませんが、それだとあまりにも時間がかかりすぎてしまいます。
まずは1つ仕事を獲得してみるのが、動画編集者としてのスタートです。
初心者から動画編集の仕事を獲得したいなら
- 動画編集の仕事をするには、まずパソコン周辺機器やインターネット環境を整える
- 動画編集の最低限のスキルがあれば、初心者でも仕事をはじめることはできる!
- クラウドソーシングサイトなら、初心者OKの案件が多数あって始めやすい
初めて挑戦する仕事は、どんな内容であれ誰しも緊張し、不安が募るものです。
でもそこで諦めたり立ち止まったりせずに、まずは一歩踏み出してみると、新しい出会いや世界が見えてくることだってあります。
今回紹介した、仕事を獲得するための準備や具体的な方法を参考にして、ぜひ動画編集の仕事をゲットしてみてくださいね!
参考記事:未経験から動画編集で稼ぐ手順とは?案件獲得方法まで詳しく解説